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6歳ハナッペの高み

11月のはじめから、ハナッペの学校では、持久走が始まった。
毎朝、授業前に走るらしい。
 
 私自身も、小学生の頃とか、中学生の頃とか、
冬になると、この時期の長距離走が嫌で嫌でたまらなかったし、
正直、真剣に走った記憶がない。
 イヤイヤ走るので、どうしても、ダラダラと走るし、タイムとか順位を気にした記憶もない。
ともかく、先頭集団なんてものには入った事はないし、
最終グループで、ヘラヘラしながら走っていたように思う。

そんな母だから、娘の持久走も、「かわいそうになぁ~」位にしか捉えていなかった。
順位なんて、気にもしていないし、
毎日、文句も言わず、仮病も使わず、持久走に参加しているらしいので、

わが娘ながら、「アンタ、偉いなぁ~。走るの、しんどないのん??」と、
心底、感心している程であった。

すると、ある時、ハナッペが、
「今日は、順位が下がった・・」としょんぼり~と報告するので、

「真面目に走ってるだけ、偉いで、アンタ」と、
何とも、適当な宥めの言葉だけを、掛けていた私。

よくよく話を聞くと、
順位が、4位→7位に落ちたのだというではないか!!
 1年生女子(約80名)中、4位だの7位だのって、
私にとっては、奇跡の数字である。

「ヨヨヨヨ・・・4位!!」と、まさかの一桁順位に、母は、驚きを隠せない。
4位から7位に順位が落ちた事に、ショックを受けているハナッペ。
何て、崇高で、レベルの高い、挫折感なのだろう。

ホントに、私の血を受け継いでいるのか?と疑いたくなる。

「でも、タイムは、上がってるんだけど・・・。みんなも、速くなってるのかな~」と
首をかしげて、分析している。
 真剣である。
私が、ダラダラと、ヘラヘラと、嫌々走った記憶しかない持久走を、
ハナッペは、至極真剣に取り組んでいる。

 私は、ちょっと興奮気味に、旦那さんに報告をした。
旦那さんは、至極クールに、
「ハナッペは、バドミントンの練習でも走ってるからな~。そりゃ、早いやろ」と言うのみだった。
やっぱり、これが、
スポーツをしている人間(旦那さん&ハナッペ)としていない人間(私)の違いだろうか。

 その後も、ハナッペは、「しんどいから、休みたい」なんて弱音を吐く事はなく、
毎朝、全力で走り、タイムを上げたものの、
順位は、7位あたりで、推移していた。

そして、今日は、その持久走のしめくくりである「マラソン大会」であった。
クールにきめていた旦那さんも、やっぱり、ハナッペの走る姿を見たいらしく、
仕事を中断して、一緒に応援に出掛けた。
 
 色々と、持久走について、ハナッペにアドバイスをしていたり、
走る靴のチェックをしていたりしていた旦那さん。
 やっぱり、ハナッペのこの血は、旦那さんの血なんだな・・・と疑っていなかった私である。

学校までの道を歩きながら、
「しかし、順位が一桁って凄いよな」と、
バドミントン一本で生きてきたスポーツ人間の旦那さんでも、そう思うらしい。

私は、「そうやな」と頷いていたら、旦那さんが、衝撃の一言を宣った。

「俺には、有り得ん話やわ~。一桁って」
「え??持久走は、得意じゃなかったの?」と、私は、旦那さんの予想を裏切る発言に、
食いついた。
 ハナッペの順位を聞いてもクールに決め、平然とアドバイスしていた旦那さんである。

当然、旦那さんも、持久走が速いに決まっている

・・・と、(勝手に)結論づけていたとしても、仕方ないだろう。

しかし、旦那さんは、軽い調子で言い放った。

「速くないで。嫌いやもん。毎回、最終グループ。200人中190番台・・みたいな」

は???
それ、ひどくないですか??


「持久走で一桁って、ちょっと信じられへんから、見に来てん。
それ位の順位やったら、さぞ、見応えあるやろ~と思ってさ~」と言う。

私は、びっくらこいて、笑うしかなかった。

「そんな順位で、ようハナッペにアドバイスしてたな~。
ってかさ、バドミントンしてるから、持久走速いんやろ~って言うてたけど、
全然、関係ないやん」とツッコミ所満載だった。

旦那さんは、
「俺は、昔から、心肺機能が弱くて・・・」と、ワケの分からない言い訳を続けた。

何が、心肺機能が弱いねんっ!!
今、初めて聞いた話やがなっ!
ってか、なんやねん、その言い訳はっ。


 まさに、ペテン師の域である。

 旦那さんの、驚きのカミングアウトでフラフラしながら、
トラックを走るハナッペを、応援した。
 私の、記憶にある、持久走のイメージとは違う、
爽やかで、熱くて、情熱的な持久走が、そこにはあった。
 ハナッペの真剣に走る姿を追いかけながら、
私も、小学生の時から、きちんと、何事にも真剣に取り組んでおけば、
ハナッペのように「順位があがる喜び」や、「達成感」を味わう事が出来たのかなって思った。
 私の姿は、最終グループ辺りで、ヘラヘラして走ったり、友達としゃべったりしながら走ってる子供に、
重なってみえた。
 そう思うと、36歳の大人になっても、
6歳のハナッペの方が、ずっと、高みにいるような気がして、
とても、眩しく感じた。
 
 ハナッペは、結局、「8位」で終わった。
最後に、2人必死に抜いての、「8位」だった。
 でも、タイムは今までで1番良かった。

「順位は8位やったけど、タイムは1番良かったなぁ~。
ハナッペ凄いよ。尊敬するわ~」と私は、ハナッペを褒め称えた。

旦那さんは、
「スタート地点がハナッペは、だいぶ後ろの方やったからなぁ~。
アレが前の方のスタートやったらな~」と言っていた。

 1年生の後、6年生が走り出しているのを見て、旦那さんが、
「ハナッペのこの年には、1番になってるんちゃうか。
やっぱり、バドミントンやってたら、足腰鍛えられるからな」と最もらしい事を言うが、
私は、
「でも、貴方、持久走遅かったんでしょ?」と冷たくあしらった。

「何言うてんねん。他のバドミントン部の奴らは、みんな速かった。
俺、同じ部の奴より、いつも周回遅れやったもん。バドミントン部で遅いのは、
俺くらいやで」
・・・と、何の自慢やねん!!とツッコミ入れつつ、冷たい視線を投げかけたら、

「お・・・俺は、昔から、心肺機能が・・・。そういえば、肺が1っこ、
事故で・・・・」と、

またもや、しょ~もない言い訳をした。

爽やかな風をきって、走り抜いたハナッペ。
そんなアナタは、一体、誰に似たのでしょう。


 ちなみに、そんなハナッペに、
「今日、頑張ったから、何食べたい?」と聞いたら、
「ラーメン・・・どん兵衛でもいい」と、答えた。

 ちなみに、そんなハナッペに、
「サンタさんに、何のプレゼントをお願いするの?」と聞いたら、
「お金をたくさん下さい」と答えた。

うんうん。そういう所は、やっぱり、私に似ているようだ。



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コメント

すごい!

凄すぎるよ!!

どんどん 伸ばしてあげて!!

No title

ハナッペちゃん・・・・・すごい~~
私は一生懸命走っても(いや、やっぱりどっかであきらめてたけど)
ドベ争いしかできなかったんで・・・

頑張り屋さんの血は・・・どこからきたんでしょうww
って、きっとお二人が備え持ってたものだったんですよ、うんw

いやぁ・・・ハナッペちゃん
奥が深すぎる

No title

うん、うん^^
やっぱり、はなっぺちゃんはタダ者ではないな~~v-290

逃げ足・・・いやe-330駆け足が速いのは
スポーツマンの第一条件!
このまま成長してくれれば、女子マラソンにも女子バトミントンの
選手にもなれるやも知れね!

出来れば、お笑い界も目指して欲しいところだが・・・e-237
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