2016/06/18
ブログを記念に本にした
ずっと放置していた乳がん治療の時の、ブログ。
34歳で乳がんとなった時の記録。
何とか、形として残したい・・・と思っておったんですが。
先日、FC出版社というところで、ブログの書籍化を、
注文した。
数年前にも、トライしようとしたんだけど、
どうしてもエラーになってしまって、イライラして、結局止めてしまって。
でも、今はネット環境がいいのか、今回は、スムーズに作業が進んだ。
2010年6月~2011年9月のブログなのですが。
1冊にするには、容量オーバー・・・・という事で、
なーんにも考えず、1冊目を容量いっぱい、2冊目に残りを・・として、
計2巻の超大作よ~・・・・なんて、粋がっておった。
FC出版社の仕事は早く、3日後には、到着。
そして、私は、絶句・・・・。

1巻と2巻の分厚さが・・・・・。

アホやーアホすぎるー。
まぁ・・・自分の記念なので、
わざわざ、作り直す気も毛頭ないが。
費用はこれで5000円。
中身は、モノクロ。コメントも、写真も、そのまんま記載されていて、ブログが、そのまんま書籍になってる。
私には、十分な仕上がりで、
2巻がどれだけ薄くて無様でも、
嬉しい気分になりました。
私も、40歳。
乳がんをしてから、6年になるんだなぁ。
ありがたい事に、再発もなく、今に至っております。
自分のブログを読み返すと、あの抗がん剤の副作用に、苦しめられた日々が、
甦り、ちょっと、オエオエしてしまう。
記憶というのは、恐ろしいもんです。
ホラーのような大きな口内炎の数々、長期間に渡った味覚異常、
嘔気から逃げ出したくて、睡眠薬を求めた日々。
けれど、そんな日々とは逆で、
眠れなかった日の、朝方の冷たい風とか、
ベッドから眺めた、窓の青い空とか、
冷たいスイカを口にした瞬間とか。
不思議なことに、ちょっとしたファンタジーのような心地よい記憶も残っていたりする。
私の34歳、35歳の記憶は、そんな感じで、
とても特別感がある。
しかし、5年って、早いなぁ・・・。
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