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我が死闘の行方

先日、
子供たちと夫が、バドミントンの練習に行き、
不在であったとき。

家の片付けをし、さて、そろそろ帰ってくるだろうから、
クーラーでもきかせてあげようと、部屋の窓を閉めたら・・・・

窓の上から、ヤモリが降ってきた。

 網戸はしていたから、
どっかのタイミングで入り込み、網戸の上のほうで、
息を潜めていたに違いない。

 長崎の田舎町に移り住み、早3年だけど、
生まれも育ちも、一応、都会育ちの私。

 もちろん、雄叫びをあげた。

 「ひぇぇぇぇぇぇぇぇー」

 ヤモリは、窓際に置いてあるローテーブル(ワカアオちゃんのお絵かき机)の、
鉛筆たての中へ、見事にダイブしたのだ。


IMG_0876.jpg
 (参考までに)

 あああ・・・・このヤモリをどうしたものか。
ヤモリ君は、鉛筆の合間で、何とか脱出しようと、体をクネクネさせている。
カサカサという、不気味な音が、響く。

 どうしていいか分からず、室内をウロウロ。
何となく、鍋蓋を持ち出し、
とりあえず、夫帰宅まで、「監禁の刑」にしてみようと思ったが。

いざ、鍋蓋を置こうとして、

 ヤモリ窒息!!の文字が頭で躍る。

 どんな虫さえも、無駄な殺生を嫌う夫。
鉛筆立てにダイブしたものの、鉛筆の串刺しの刑から逃れたヤモリを、
まさか窒息で死なした・・・となると、
私を軽蔑の目で見るに違いない。

 
というか、それ以前に、キッチン用品を、
ヤモリ捕獲に使用していいのか?衛生的に。

・・・・というか、そもそも、鉛筆が邪魔して蓋がしまらんやろ・・・・という事に、
最後まで気付かないくらい、動揺していた模様のもふぁ。

 かくなる上は、クマキラー噴射で、
「毒ガスの刑」しかあるまいか。
夫には、ショック死したと報告すればいいだけの話である。

 無駄な殺生は、意に反するが、
わが身を守るしかないのである。
 

原告)「意義あり!!弁護人は、ヤモリ殺害を正当化しようとしています」

被告・私)「正当化ではありません。家の住人の特権です」

原告)「では、ヤモリが鉛筆たてに入り込んだことによる害を証明していただきたい」

裁判官)「いいでしょう。意義を認めます。被告人は、その証拠を提出するように」
 

 頭の中で繰り広げられる裁判(←海外ドラマグッドワイフ参照)
どうも、私には、不利な流れである。
 
というか、そもそも、クマキラーでヤモリを退治できるかどうか謎であるし、

ヤモリに噴射すれば、
鉛筆もろとも、クマキラーの毒ガスを浴びるのである。
 
娘たちがお絵かきをしながら、時には、カミカミしたりもする鉛筆に、
そんなこと、出来やしない。

 監禁の刑も、毒ガスの刑も、却下され、
かくなるうえは・・・・

私は、古くなった菜ばしを持ち出した。

 不法侵入のヤモリを、まさに、「つまみだす」のである。

 菜ばしを、ゆっくりと伸ばし、
ヤモリの尻尾を掴まえようとするが、
 ヤモリのその肉体に触れる瞬間に、(当たり前だが)ヤモリが、大きくのけぞる。

その度に、

「ひえぇっ・・・・」「ひえぇっ」「ひゃっ」

・・・と、短い雄叫びをくり返し、全くもって、掴まえられそうな兆しもみえない。

 というか、大きくのけぞったタイミングで、
ヤモリが、鉛筆立てを飛び出し、この家のどこかへ逃げ込むかも知れない。
 どこぞから、ヤモリが飛び出す恐怖。まさに、ホラー。


いやぁぁぁぁぁぁぁー!!

 という事で、菜ばし捕獲作戦は、
私の瞬発力のなさによる確保成功の確率と、
ヤモリが飛び出してしまう確立を鑑みて、早々に却下された。

 万策尽きたか・・・・・と、思ったとき。

ヤモリが、鉛筆立てを入れてある、小物入れに乗り移った。
 小物入れの中で、ガサガサ積極的に動いているヤモリ。
今にでも、そのジャンプ力で、小物入れから脱出しそうな勢いである。

 私は、息をひそめて、鉛筆たてを小物入れから取り出した。
小物入れには、ヤモリだけが残された。

 私は、それを、そ~っとお持ち上げ、
窓を開けて、中のヤモリを放り出そうと考えたのである。

 窓を開け、小物入れを外に出し、下に傾けようとした。

が!

窓を開けた瞬間、
光に魅せられた小さな虫が、入り込んだ。

ヤモリに次ぐ侵入者であるが故、

もの凄く小さな虫に、必要以上に過敏に反応してしまった、

へなちょこ野郎の私は、

「うぎゃぁ~」とこれまた、雄叫びをあげ、
後ろにのけぞり、尻餅をついてしまった。


その反動で、私は、咄嗟に手を離し、
小物入れもろとも、窓の外に放り投げたのである。
(念のため、1階の窓です)


 慌てて窓を閉めて、外に出て、落ちた小物入れを見てみると、

私との戦いに敗れたヤモリは、その姿を消していた。

 勝負に負けた者は、モノも言わず、去るのみなのである。

ヤモリよ。
お前も存分に戦ったのだ。
達者でな。


 暗闇をそそくさと逃げていくヤモリを想像しながら、
私は、部屋へと戻った。
 先ほどまで、死闘を繰り広げられていたとは思えないほど、
穏やかで静かな空間。

 そう、私は、ヤモリに勝利したのである!!!

 振り返ると、
壁にチョコンと張り付いているのは、先ほどの私に尻餅をつかせた第2の侵入者である。

冷静に考えると、

こんな小さな虫に、驚きおののき、尻餅をついた自分が、
滑稽でなかった。

「アンタ、けっこうアホやったで」

・・と、すべてを見ていた小さな虫が、そう言ってるようだ。

私が近づいても、余裕のよっちゃんで、逃げようとしない、
ふてぶてしい虫の姿が、
私をバカにして、そんな風にせせら笑っているようにも思えた。




  
帰宅した夫に、
ヤモリと私の間に繰り広げられた死闘の一部始終を話した。

アナタが不在の間、私は、この家を守ったのよーってなモンである。

もちろん、
頭ん中での、裁判シーン、
小さな虫で尻餅・・・の辺りは、私の名誉のため、割愛した。

話を聞いた夫。
 あの動き盛んなヤモリを、無駄な殺生せず、
外に逃がせるというミッションを、この機転でもって、成し遂げたのである。

「よーヤモリを外に逃がせたなー」と褒められるはず。


 話を聞いた夫は、
一瞬、微妙な表情を浮かべた。

「なんや。もっと、面白いオチがあるんかと思ったわー」
 
「ヤモリ入ってきて、逃がしただけやろ?
なんか、コーフンして話すから、面白い話かと期待した」
軽やかに笑って、夫は、そそくさとお風呂に行ってしまった。


なんですってぇぇぇぇぇぇぇぇー。
きぃぃぃぃぃぃぃぃー。



「ヤモリを外に出したってことだけで、
おもしろい話や。なんやねん。
これ以上、何があるっちゅーねん・・むかつく」

ぶちぶちと文句を垂れるが、
仕方ないので、同じ話を、娘たちにしたら。

「なんでーなんでー、ヤモリを虫かごに入れんとさ!!!
何のために、虫かごがあるとさ。
ヤモリ見たかったけんねー」



・・・と、娘3人に本気で、怒られた。


報われない戦いは、
いつの世も、存在するのだ。



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